かなりの強風と雨予報の最終日。
雨だけでも避けようと10時出港と遅めの出港となりました。
ただ出られても限られた島沿いを探すのみとなります。
この最終クールの2日間はとても海況が良かったので、
「本来、ホエールスイムってこんなもんだぜ」と言い聞かせながらの出港です。
ここのところ調子良くクジラを見つけられていましたので、泳げるかどうかは置いておいて、ブローは見れるだろうと思っていましたが、甘かったようです。
狭いではありますが、捜索可能な範囲を時間をかけてゆっくりと探しましたが見つからず。
クジラを見つけられないときにはお馴染みの滝や加計呂麻ブローを眺め、諦めて帰ろうかと言ったところで、港の前でブローを発見。
親子とエスコートです。
こんな日はブローが見れるだけで神回です。
海峡内と言うと穏やかで静かな海を想像しますが、今日の風向きと強さだと島影が絶妙に少なく、海峡を抜けてからの島影よりはるかに波があります。無理のない範囲でスイムのアプローチも試みましたが、親子がエスコートに追われて全く動きが予想できません。
興奮したエスコートはヘッドスラップをしたり、水面でフガフガと言っていました。
追われた親子が進行方向を変えて、ボートに向かってきたりなど、ウォッチングを楽しんだ一日となりました。
今年は最終日の半日便の後送迎という日程を改め、最終チャーター日の翌日にお送りすることにしました。
お客様的には1日多く日程を取ってもらうことになりますが、ゆっくりと出発できるし、奄美大島の観光も出来るし良い感じでした。
来年もそうする予定でいます。
今年は奄美大島で17日間ホエールスイムに乗船させていただきました。
お世話になったアクアダイブコホロさん、水中写真家の上出俊作さん、
どうもありがとうございました！
来年もよろしくお願いします！
