伊平屋島への日帰り遠征の調査に行ってきました。
北部で馴染みの船長と仲間たちで、ピクニック気分で行ってきました。
結論から言うとめちゃ楽しかったです。
伊平屋島は沖縄最北端の離島で、島のウェブサイトでも“原風景の島“と表現していますが、
まさにその通りの島で、自然豊かで海はもちろんすこぶる綺麗です。
島に上陸したらわかりますが、沖縄本島ではなかなか見かけなくなった、昔ながらの沖縄家屋も見かけます。
僕は勝手に沖縄最後の秘境と呼んでいて、島の歴史を学んだり、
陸観光のポイントをおさえたりと、ダイビング無しで訪れたこともあります。
そんな伊平屋島ですが、アクセスがあんまり良くありません。
フェリーが1日2往復しているので、アクセスが良くないと言うとちょっと語弊がありますが、
観光向けではない気がするということです。
沖縄本島北部の運天港というところから、11時発が行きの1便目となり、80分で着きます。
そして帰りが伊平屋港を9:00もしくは13:00発。
日帰りでは遊べないし、1泊してもちょっと物足りない。
また、那覇空港からだと運天港まで2時間ちょっとかかります。
那覇滞在で慶良間諸島へ行くよりもちょっとハードルがありますね。
だからこそ大きく知られていない?し、訪れる人が比較的少なくて済んでるのかもしれないですね。
さらに言うと、伊平屋島からすぐ近く、沖縄本島から見るとすぐ手前の島、伊是名島へは別のフェリーでないと行けません。
運天港→伊是名→伊平屋→伊是名→運天港
とはならないんですねぇ。
もちろん、時間に余裕を持って、伊平屋へ渡って2泊3日、7ダイブ?して帰ってくるのがベストですが、
なかなかそうもいかないので、日帰りにチャレンジ!という流れに。
粟国遠征が5:30出港で片道2時間かけて開催されていることを考えると、やってやれないことはない。
さてようやく水中の話ですが、どこで潜ったとは詳しく書かないですが、
スカシテンジクダイとキンメモドキが、根いっぱいにわんさかいるポイントは、噂では年中居着いているそう。
数人で囲んで写真を撮っても平気そうな大きめの根なのに、どの角度から見てもたくさん魚がいました。
根周りの真っ白な砂地に大きなアオウミガメが眠っていました。
後でみんなで見ようとそっとしておいたけど、気づいたらいなくなってたね。残念。
クレパスがたくさんあり、それぞれの山にはサンゴがびっしり付いています。
そして、いろんな種類のサンゴがひしめき合ってます。
水深2mのあたりから、10mを超えるところまでずーっとサンゴという山もあり、
スノーケル・スキンでもスキューバでも存分に楽しめるポイントでした。
最近は、個人的にはサンゴの群生ばかり探している気がするなぁ。
最後にもう1箇所。
ここもサンゴがたくさんあるという噂のあたりでダーっと流してみましたが、見つけられず。
場所が違ったのか、枯れてしまったのか。
そっけないウミガメ2匹とだけ遭遇してエキジット。
この失敗も、いかにも調査っぽいですね。
てな感じで3箇所周り、帰ってきました。
もう少し自信を持ってご案内できるように、また調査を続けていきます。
島ステイのトリップも、遠征も、とても楽しい非日常のツアーになるはず…!
乞うご期待!
伊平屋島は野甫大橋が絶景ポイント。
この日は橋の下をくぐろうとしたけど、水深がとても浅そうなので断念。
手前まででもめちゃくちゃきれいでした。
動画を撮っていて、写真を忘れていたので、以前撮影した野甫島から見た野甫大橋の景色を貼り付けておきます。