奄美マッコウチャレンジ2025


2025年9月25日から30日の6日間、奄美大島でマッコウクジラにチャレンジしてきました。
マッコウクジラではいつもマリンスポーツ奄美さんにお世話になっています。
ブログを見返してみると今回で4年目。
梅雨明けの強風に当たったり、台風に当たったり、クジラが全く見つけられなかった10何日間に当たったりと、いろんなことがありましたが、今回は海況に恵まれ滞在していた6日間全てマッコウクジラを探しに行くことができました。
そのうち5日間はマッコウクジラと泳ぐことに成功し、1日はノーブローという結果となりました。

5日間で泳いだマッコウクジラは1頭のみ。
ハットリ君と呼ばれる個体でした。
どうしてハットリ君なのかと言うと、忍者ハットリ君からきています。
昨年は全然泳がせてもらえず、しまいにはスッと姿を消してロストしてしまうことからハットリ君と名付けられたわけですが、今年はしっかり泳がせてもらえる個体に。
また僕が見た5日間でも、お互いに?慣れてきたのか、どんどん距離は近くなっていきました。
どうして同じ個体とわかるのか?と気になるかもしれませんが、ザトウクジラと同じようにテールを確認して個体識別しています。
またこの5日間に関しては右側のお腹の所にイカ?を付けたまま生活していたので、水中で観察しても一目でわかります。
他のクジラと生活していたら誰かが食べたのかなぁ、さすがにもう腐ってそうだなぁなんて思いながら観察していました。

5日間ハットリ君の観察が続いて最終日。
ハットリ君は姿を見せてくれませんでした。
生息海域を少しずつ移動しながらマイクを水中に入れてクリック音を探しますが、反応もなし。
この海域からいなくなったのか、あるいは今日明日また現れるのか。
僕にとっての最終日に、ハットリ君がハットリ君と呼ばれる所以を感じさせられることに。

この6日間、この海域にハットリ君しかいなかったのか?
というとそうでもなく、他船は親子を2組見つけているという情報もありました。
ずっと見つけられなかっただけなのか、新しい群れがやってきたのか、わからないことだらけですが、
いろんな可能性を考えるだけで楽しいですね。
できることならいつか4月頃から9月の終わりまで海に出続けて観察してみたいものです。

そんなことを思っていると、チャーターガイドの依頼を頂きまして、来年もまたチャレンジできそうです。
今のところ以下の日程が確定しています。4月5月に入れば…最高ですね。
お問い合わせお待ちしています。

①2026年6月7-9日 チャーターリクエスト満船
②2026年7月8-13日 チャーターリクエスト満船
③2026年8月1-6日 チャーターリクエスト満船


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