2024年4月6-8日の3日間、マリンスポーツ奄美さんをチャーターさせてもらい、奄美大島マッコウチャレンジを開催してきました。
そもそもはトカラ列島の宝島へのダイビングを予定していたのですが、いろいろあって急遽行き先変更。
マッコウクジラチャレンジを開催し、この時期ならではの、北上していくザトウクジラにまだ会えるのでは…
ドルフィンスイムも…
と、欲張りすぎた意気込みですが、結果的にぎりぎりコンプリートできました。
ベタ凪ではあるけれど、雨が降り視界が悪くなることも少なくなかった3日間でしたが、マッコウ、ザトウ、どうにかイルカと泳げて嬉しかったです。
1日目
マッコウクジラの生息するエリアに着いて、間もなくブローを発見。
遠くで発見すると、何クジラだ?というところからスタートせざるを得ない。
近くで確認するも、何クジラだ?となってしまった第一発見は面白かったです。
マッコウクジラの尾鰭が水面からひらっと見えたのが、ザトウクジラに見えて、ザトウだ!!
と言った瞬間に斜めに上がるブロー。マッコウだ!!
なんてことをしていると、近いところで次々とブローが上がります。
最終的には8頭のマッコウクジラを発見することができ、スイムも成功。
途中、たくさん鳥が集まっているところに入ってみると、キハダマグロの群れが。
その周りをうろうろとしている、たぶんクロトガリザメともスイムができました。
最終日の波予報が悪く開催出来るかわからなかったので、クジラがいっぱい見つけられる今日のうちに遊ぼうとチャーターを延長。
マッコウクジラのスパイホップにブリーチングを初めて見て、楽しい1日を過ごしていたら、結局8時間半、海にいたのでした。
2日目
昨日クジラを探している間にいたキハダマグロの群れを釣りに行きます。
もちろん海域は同じなのでマッコウクジラを探しています。
才さんがルアーを入れて走らせているとすぐにカツオをゲット。
次はマグロか?なんてルアーを入れ直すと、遠くに大きな水しぶきが見えました。
マッコウクジラのブリーチングは珍しいのではと思っていましたが、昨日も見たので、あれはマッコウのブリーチングの水しぶきに違いない!と船を走らせてもらいます。
5kmと宣言しましたが、そこまで走ることなくブローを発見。そしてまたブローを発見。
どなたの水しぶきだったのかはわかりませんが、やはりマッコウクジラはいたようでホッとします。
距離はともかく、言い切ることは大事です。笑
気づけば今日も船の周りはブローだらけ。
一度潜ると30分〜1時間潜り続けているマッコウクジラですが、きちんと進行方向と移動距離、潜った時間を把握しておくと順番に回れて、なかなか忙しく楽しめます。
もちろん待機している我々ではなかなか把握できませんので、細かな記録を取り続けている船長の才さんに感謝です。
この日一番興奮したのが、ペア?2頭で泳いでいるマッコウクジラ達でした。
この海域でマッコウ探しをし出して、そう長くも回数が多いわけでもないですが、
複数頭で泳いでいるマッコウを見るのは初めてで、水中でもしっかりと見ることができました。
そして帰り道、この日もまた延長してしまうことになります。
ザトウクジラの赤ちゃんがブリーチング!親子クジラ発見です。
お天気はすごく悪く、なかなかのスピードで北上しているけれど、チラ見でもスイムを成功させたい。。
少しゆっくりになったところで、ちらっと観察することができました。
この日は少なくとも6頭のマッコウクジラと2頭のザトウクジラとスイムができました。
3日目 最終日
ツアースタートの段階では3日目は欠航になるだろうという予報でしたが、日に日に良くなっていき、ベタ凪です。
2日間、言わば探さずともそこにたくさんいたようなマッコウクジラ達の気配が全くしません。
結果、ノーブロー。
いや、実際には序盤に怪しいブローの様な物が見えたのですが、その後数分間現れなかったのでスルーしたのでした。
あれはなんだったんだろうか、あれが広く群れているマッコウ達の端だったのであれば…
言ってもしょうがないですが、クジラをやっているとああすればよかった、こうすればよかったの繰り返しです。
この日はマダライルカの群れと遭遇し、なんとか水中でもちらっと姿を見ることができました。
こうして3日間でマッコウ・ザトウ・イルカスイムに成功することができました。
パヤオでもスイムしてきました。
マッコウもいる海域にある魚礁で、たくさん魚がいるので撮りごたえがあるなと楽しんでいましたが、意外と皆さんエキジットが早く。
ブローを探そうね。となりましたね。
最終日は14時〜15時に帰港して、ショップのシャワーをお借りして帰り支度です。
一番早い人で17時半の便に間に合うようにお送りして空港解散。
(連続でツアーが続く際にはバスで移動していただくこともあります。)
3日間ご参加頂き、どうもありがとうございました。