奄美マッコウチャレンジ


今年で3年目の奄美マッコウチャレンジトリップでした。
昨年の梅雨前線の読み間違い経験を生かし今年は7月24〜29日、3日間の2クールを予定しましたが、
正解に近かったけれど、台風に見舞われました。
残念ながら台風の影響で前半の24-26日は中止、27日はダイビングに変更、28-29日の2日間のみマッコウクジラにチャレンジすることができました。

27日のダイビングは名瀬近海で3ダイブ。
近海と行っても出てすぐから外洋みたいなもので、まず入った瞬間に透明度の高さに驚きました。青い…。
奄美と言えばほとんど瀬戸内でしかダイビングをしたことがなかったので、びっくりです。
流れのある外洋で、ギンガメアジやバラクーダ、透明度がよかったので壮大な地形をより楽しめた1日でした。

 

2日目はマッコウチャレンジに。
台風後でうねりが残っているかと思いきや、ずいぶん海況は良かったです。
お天気も良く、ブローがあればどこまでも見える気がします。
ブローがあれば。

奄美からマッコウクジラ探しに僕らを含めて3隻の船が出ていましたが、ずーっとノーブロー。
3隻いると、広いようで狭い、狭いようで広いマッコウクジラの生息海域ですが、ザトウクジラのプロ達が3隻揃ってノーブローですので、去年のいなくなった十数日間が頭の中によぎります。
1度潜ると40〜60分潜っていて、上がってくるときには数キロ移動していますので、すれ違っている可能性もありますが、でもどうなんだろう。
6時間目をこらしましたが、見つけることができず帰港することになりました。
港へ向かっている途中、他船からブロー発見の連絡が。
よかった。いました。
今日は残念でしたが、これで明日に希望が持てます。

 

3日目は随分風が落ちて、ベタ凪です。これはこれで暑い。
生息海域まで海を滑るように進んでいきましたが、到着のだいたい10分くらい前に船長の才さんが遠くにブローを発見。
5km先にふわっとして消えたから間違いない。と。
才さんが間違いないと言ったら間違いないです。
船を飛ばして近づいてみると、少し遠くでテールを上げて潜って行くのが見えました。
ホッとします。テールが上がるのが見えるくらいに近づけると、進行方向がわかります。

次の進行方向を考えて待っていると、なんとまぁうまいこと船の近くでプカプカするではないですか。
驚かさないように静かに全員のタイミングを合わせアプローチすると、ばっちり。
口を開けながらゆっくりとしている様子が見れました。

 

まだ今日は始まったばかり。
この後何度かアプローチに成功し、またパターンも同じようでしたので、みんなでしっかりと観察、撮影ができました。
よく見ると口元近くお腹のあたりにイカの触手がくっついていて、ご飯食べれて気分がよかったのかなぁなんて言いながら、
船上でスイカを食べるほど余裕のある1日でした。

今年はもう今のところマッコウチャレンジの予定はありませんが、来年もまた開催する予定です。
みなさんのお問い合わせお待ちしています。


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